さよならの時まで、笑顔で
.



「ひーくん?」




「文化祭だから、俺のっていうことを分からせなきゃだめだから」




....ん?



よく、わからない。




私が何のことか理解していないのがわかったのか。




「気にすんな。
じゃあ、行くか」




そう言って、私たちは手を繋ぎながら、真海たちのいるところに向かう。




真海と尚人くんのいるところに向かうと、運がよかったのか、次に写真が撮れる順番になっていた。



そんなに時間たってたのかな?



「真海、尚人くん、ごめんね?
並んでもらっちゃって...。」



「全然よ、気にしないで。」



少し微笑んだ真海。



それから少したって、私たちの順番になり、4人揃って写真を撮ってもらった。


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