2度目の初恋も、君とがいい
「なんか食いたいもんある?」
「んー……どうしよう」
いままでは女子校だったし、色々気兼ねなく買いに行けたんだけどその場に男の子もいると思ったらなかなか違う教室に入るのも怖いなと感じてしまう。
「千花は、焼きそば好きだろ?」
「え……?うん……」
永人に焼きそばが好きなんて話した記憶がなくて首を傾げる。
「や、なんとなくだよ。千花、好きそうな気がして」
「へぇ……すごいね、あたしの好みばっちりじゃん」
たしかに小さな頃から焼きそばが好きだったけど、永人の前で食べる機会はいままでなかったはずだからすごく不思議だった。
一緒にいる時間が長くてわかったんだとしたら、あたしはなにも永人のことを見ていなかったことになる。
永人から聞いた情報しか知らない。
「ほら、ここ焼きそばだぞ」
学校祭のパンフレットの文字を指さす。
「3年か……」
「食べ物はほとんど3年らしいからな」
「だよね、うちらもヨーヨーつりだもんね」
「んー……どうしよう」
いままでは女子校だったし、色々気兼ねなく買いに行けたんだけどその場に男の子もいると思ったらなかなか違う教室に入るのも怖いなと感じてしまう。
「千花は、焼きそば好きだろ?」
「え……?うん……」
永人に焼きそばが好きなんて話した記憶がなくて首を傾げる。
「や、なんとなくだよ。千花、好きそうな気がして」
「へぇ……すごいね、あたしの好みばっちりじゃん」
たしかに小さな頃から焼きそばが好きだったけど、永人の前で食べる機会はいままでなかったはずだからすごく不思議だった。
一緒にいる時間が長くてわかったんだとしたら、あたしはなにも永人のことを見ていなかったことになる。
永人から聞いた情報しか知らない。
「ほら、ここ焼きそばだぞ」
学校祭のパンフレットの文字を指さす。
「3年か……」
「食べ物はほとんど3年らしいからな」
「だよね、うちらもヨーヨーつりだもんね」