2度目の初恋も、君とがいい
やっぱり好きだから
「千花ー!助けてー!」
昼休み。
泣きそうな顔をして後ろのあたしに顔を向ける日奈子。
「日奈子どうしたの?」
夏休みも終わって、今日から通常授業だ。
「テスト!絶望的なの!」
バンっとあたしの机に手をつく。
「テストって来週の?」
「うん!本当にやばい!」
困り果てた顔をする日奈子にプッと吹き出してしまう。
「ちょ、笑わないでよ」
そんなあたしにぷうっと頬を膨らます。
「放課後、部屋にくる?」
「ほんと!?」
「うん、あたしにわかるとこなら教えるよ」
「やったー!」
この世の終わりのようだった顔がみるみる笑顔に変わっていく。
日奈子は本当に感情表現が豊かで羨ましくなるときがある。
「日奈子、千花に教えてもらうの?ずりー」
あたしたちの会話を聞いていただろう、明日汰が羨ましそうな顔になる。
「へへ、いいだろー。もつべきものは頭のいい親友!」
「そんな別によくないよ」
日奈子が悪すぎるだけだと失礼ながらに思ってる。
こんなこと絶対に言わないけど。
昼休み。
泣きそうな顔をして後ろのあたしに顔を向ける日奈子。
「日奈子どうしたの?」
夏休みも終わって、今日から通常授業だ。
「テスト!絶望的なの!」
バンっとあたしの机に手をつく。
「テストって来週の?」
「うん!本当にやばい!」
困り果てた顔をする日奈子にプッと吹き出してしまう。
「ちょ、笑わないでよ」
そんなあたしにぷうっと頬を膨らます。
「放課後、部屋にくる?」
「ほんと!?」
「うん、あたしにわかるとこなら教えるよ」
「やったー!」
この世の終わりのようだった顔がみるみる笑顔に変わっていく。
日奈子は本当に感情表現が豊かで羨ましくなるときがある。
「日奈子、千花に教えてもらうの?ずりー」
あたしたちの会話を聞いていただろう、明日汰が羨ましそうな顔になる。
「へへ、いいだろー。もつべきものは頭のいい親友!」
「そんな別によくないよ」
日奈子が悪すぎるだけだと失礼ながらに思ってる。
こんなこと絶対に言わないけど。