2度目の初恋も、君とがいい
「……あれ?」
夕食の前にあたしだけ係じゃなくて手持ち無沙汰だったので外に出て散歩に出てみた。
天気がよくてすごく気持ちいいなと思って、音楽を聞きながら歩いていたのはいいんだけど、振り返っても帰り道がわからない。
「やばい、迷ったかな?」
急に心細くなって、スマホを出そうとポケットに手を入れる。
「な、ない……」
どうやらコテージの部屋にスマホを置いてきてしまったようで手元に連絡を取る手段が何も無い。
「とりあえず戻ってみようか……」
いま来たと思われる道を引き返す。
のどかな風景に騙されてしまった。
だって、気持ちよかったんだもん。
でも、見渡す限り同じ風景しか続いてない田舎道で。
ホテルなら少し高さがあるけど、今回泊まってるのは連なってるコテージでそんなに高さがないなら目立たない。
「みんな心配してるかな……」
そもそもあたしがいないことにもう気づいているのだろうか。
夕食の前にあたしだけ係じゃなくて手持ち無沙汰だったので外に出て散歩に出てみた。
天気がよくてすごく気持ちいいなと思って、音楽を聞きながら歩いていたのはいいんだけど、振り返っても帰り道がわからない。
「やばい、迷ったかな?」
急に心細くなって、スマホを出そうとポケットに手を入れる。
「な、ない……」
どうやらコテージの部屋にスマホを置いてきてしまったようで手元に連絡を取る手段が何も無い。
「とりあえず戻ってみようか……」
いま来たと思われる道を引き返す。
のどかな風景に騙されてしまった。
だって、気持ちよかったんだもん。
でも、見渡す限り同じ風景しか続いてない田舎道で。
ホテルなら少し高さがあるけど、今回泊まってるのは連なってるコテージでそんなに高さがないなら目立たない。
「みんな心配してるかな……」
そもそもあたしがいないことにもう気づいているのだろうか。