2度目の初恋も、君とがいい
......................................................
「あれ……?」
夕食をつくり終わって、食堂に配膳しながら自分の班の席を見ても千花の姿が見当たらない。
「日奈子」
同じく夕飯係の日奈子に声をかける。
「ん?」
「千花が見当たらないんだけど、どこにいるか知ってる?」
「散歩しに行くとかLINE来てたから電話してみたら?」
カレーの皿を各テーブルに置きながら答える。
「さんきゅ」
そのまま食堂から出て、歩きながらスマホを操作する。
「迷ったりしてないかな」
千花は大丈夫そうにみえてどこか抜けてそうだから、すこし心配になってしまう。
スマホを耳に当ててみるけど、無機質な電子音が聞こえるだけで何の反応もなし。
「……ん?」
歩いていると聞こえてくる、千花のスマホからいつも聞こえる着信音。
「あれ……?」
夕食をつくり終わって、食堂に配膳しながら自分の班の席を見ても千花の姿が見当たらない。
「日奈子」
同じく夕飯係の日奈子に声をかける。
「ん?」
「千花が見当たらないんだけど、どこにいるか知ってる?」
「散歩しに行くとかLINE来てたから電話してみたら?」
カレーの皿を各テーブルに置きながら答える。
「さんきゅ」
そのまま食堂から出て、歩きながらスマホを操作する。
「迷ったりしてないかな」
千花は大丈夫そうにみえてどこか抜けてそうだから、すこし心配になってしまう。
スマホを耳に当ててみるけど、無機質な電子音が聞こえるだけで何の反応もなし。
「……ん?」
歩いていると聞こえてくる、千花のスマホからいつも聞こえる着信音。