2度目の初恋も、君とがいい
「あれ?草野さん、珍しいね」
コンビニに入ると、入口の横で本の陳列をしていたコンビニの制服姿の男の子が話しかけてくる。
「あ……いや……」
やっぱり、永人と明日汰以外の男の子はどうしても苦手で。
うまく話せなくなってしまう。
「永人のお見舞いとか?あいつ今日、風邪ひいたんでしょ?」
「あ……うん」
なんとか返事だけはできたけど、うまく顔を見ることもできない。
たしか、この人は同じクラスの早瀬くん。
クラスの人気は永人と明日汰には負けるけど、この人も結構モテるらしい。
……日奈子情報だけど。
「ちょっとおいで」
彼はそう言って店内を歩き出すので、あたしもそれについて行く。
「永人、これめっちゃ好きだから」
たどり着いたのは、スイーツコーナー。
そこにある、プリンを指差した。
「あ……ありが……とう」
お礼くらい、ちゃんと顔見ないと。
……と思ってうまく話せないけれど、でも自分なりに頑張って早瀬くんの顔をみた。
コンビニに入ると、入口の横で本の陳列をしていたコンビニの制服姿の男の子が話しかけてくる。
「あ……いや……」
やっぱり、永人と明日汰以外の男の子はどうしても苦手で。
うまく話せなくなってしまう。
「永人のお見舞いとか?あいつ今日、風邪ひいたんでしょ?」
「あ……うん」
なんとか返事だけはできたけど、うまく顔を見ることもできない。
たしか、この人は同じクラスの早瀬くん。
クラスの人気は永人と明日汰には負けるけど、この人も結構モテるらしい。
……日奈子情報だけど。
「ちょっとおいで」
彼はそう言って店内を歩き出すので、あたしもそれについて行く。
「永人、これめっちゃ好きだから」
たどり着いたのは、スイーツコーナー。
そこにある、プリンを指差した。
「あ……ありが……とう」
お礼くらい、ちゃんと顔見ないと。
……と思ってうまく話せないけれど、でも自分なりに頑張って早瀬くんの顔をみた。