夢探偵
俺はこれから起こるであろう出来事を夢で見る。
いわゆる予知夢ってやつだ。　
だがこれも完璧ではない、、見る夢がすべて予知ではなく、本当の夢も混ざってて
本当の夢は白黒、予知夢はカラーで見る。
ただ、、その予知夢が１時間後なのか、、１週間なのかは解らない。
「あの、最後の叫び声は誰だったんだ？あの女性？それとも、、お手伝い、、？」
「赤レンガのマンション、、ガード下を歩いてたな、、その後ろから、、男、、？」
「あのガードはどこかで見たような、、」
夢が途中で終わったため情報が少なすぎる。
獏はとりあえず赤レンガのマンションを探そうとネットで検索することにした。
するとヒットしたのが１８件。
しかもありがたいことに都内に集中してた。
そして一棟づつ掲載されている写真を見ながら夢の映像と重ねていった。
しばらく見ていると、
「ん、、？」
確実ではないが、、それらしいマンションを見つけた。
「これか、、？でもこの１枚じゃーわかんないか、、」
「行ってみるかな。」
自分に言い聞かせるように立ち上がり獏は出かけた。

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表紙・目次

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