生まれ変わっても愛してる
新しい私
「行ってきます!!!」
いつもと変わらない朝。
いつもと変わらない日々。
でも、今日は何か起こるかもしれないの。
そんな気がするだけね?
「あ!待って待って乗ります!!!」
危うくバスに乗り遅れるとこだった。
何か起こる気がするのってこのことかもしれない。
ついてないなぁ。
「あの、お隣いいですか?」
バスは混んでて他に座れるところはないみたい。
「いいですよ!どうぞどうぞ!」
私は窓側にきゅっと詰めて体を縮めた。
その人は、私よりも大きくて、でも細くて。
「真面目そうな人...」
思わず口に出てしまっていた。
彼の視線がこちらへ向いて目が合ったのが尚恥ずかしい。
「僕、そんなガリ勉そうに見えます?」
笑い半分でそういった彼は、どこか懐かしさを感じた。
「あ、違うんですよ!なんか、誠実そうだなって意味で、そういう意味合いじゃないんですよ!!」
焦っていてちゃんと日本語を話せているのかわからない。
「面白いですね」
そう言ってくしゃっと笑う彼に私きっと、恋をしたんだと思う。
「変な事言っていいですか?」
彼からの突拍子もない質問に
「あっ、はっ、はいっ!どぞ!!!」
こんな感じで答えてしまった私は恥ずかしくて顔を上げて居られない。
「こんなこと言ったら、引かれるかもしれないけど。僕、あなたのこと随分と前から知っているような気がするんです。」
初めましてなのに不思議ですねって、恥ずかしそうに笑う彼がまた愛おしくて。
「私も...です。」
思わずそう答えてしまっていた。
私。やっぱり、この人とどこかで会ったことある気がするの。
私が生まれるずっとずっと前から。
この人の事好きだった気がするの。
いつもと変わらない朝。
いつもと変わらない日々。
でも、今日は何か起こるかもしれないの。
そんな気がするだけね?
「あ!待って待って乗ります!!!」
危うくバスに乗り遅れるとこだった。
何か起こる気がするのってこのことかもしれない。
ついてないなぁ。
「あの、お隣いいですか?」
バスは混んでて他に座れるところはないみたい。
「いいですよ!どうぞどうぞ!」
私は窓側にきゅっと詰めて体を縮めた。
その人は、私よりも大きくて、でも細くて。
「真面目そうな人...」
思わず口に出てしまっていた。
彼の視線がこちらへ向いて目が合ったのが尚恥ずかしい。
「僕、そんなガリ勉そうに見えます?」
笑い半分でそういった彼は、どこか懐かしさを感じた。
「あ、違うんですよ!なんか、誠実そうだなって意味で、そういう意味合いじゃないんですよ!!」
焦っていてちゃんと日本語を話せているのかわからない。
「面白いですね」
そう言ってくしゃっと笑う彼に私きっと、恋をしたんだと思う。
「変な事言っていいですか?」
彼からの突拍子もない質問に
「あっ、はっ、はいっ!どぞ!!!」
こんな感じで答えてしまった私は恥ずかしくて顔を上げて居られない。
「こんなこと言ったら、引かれるかもしれないけど。僕、あなたのこと随分と前から知っているような気がするんです。」
初めましてなのに不思議ですねって、恥ずかしそうに笑う彼がまた愛おしくて。
「私も...です。」
思わずそう答えてしまっていた。
私。やっぱり、この人とどこかで会ったことある気がするの。
私が生まれるずっとずっと前から。
この人の事好きだった気がするの。