最後の初恋
第1章
彗side


「晴!いつまで寝てるの起きて!」


私たちのいつも通りの朝。


晴(せい)は朝が弱い
だから毎朝私が起こしにきてあげてるの


私の家の隣に住んでて小さい頃からの幼馴染み


静かな時は超イケメン。
中学の頃はファンクラブがあったくらい


私が誰かって?
佐伯 彗(さえき けい)15歳。
だけど今日から高校1年生!


晴も同じ高校で一緒に行く約束をしていたんだけど、この通り寝てます。


「彗抱き枕」


「誰が抱き枕じゃい!!!先行くからね?」


「嫌だ。」




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