最後の初恋
「じゃあ早く起きて!!!」
「やだ、おはようのチューは?」
「そんなんないわ!」
この通り超わがまま。
ファンクラブに見せてやりたいくらい、、、
しばらくこんなやりとりを繰り返しているうちに晴が諦めてくれた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ようやく学校に着いた私たち
「おはよう彗!」
「夏世、おはよう」
私の唯一の親友 野永 夏世(のなが かよ)
彼女はバドミントン部エースそれに加えモデル並みのスタイルと美貌で女子からも人気がある。
そんな彼女の秘密は...
「ハローっ晴!」
「来んな触んな」
廣瀬 海(ひろせ かい)サッカー部
こんな扱いしてるけど中学からの唯一の親友
ムードメーカーな彼も晴には劣るけど超モテる。
夏世は海に中学生の時から一目惚れ、それを知るのは私と晴だけ。
「彗はクラスみた?」
「今ついたから見てないよ!」
「今年もまたよろしくね!」
「本当に!?きゃーっ!」