家政婦になりました。2(亀更新です。)


いつもの夕貴らしくない。弱気になってる。やっぱり私のせいかな?



『私はお姉ちゃんだから、これからも夕貴達を守っていく。でも夕貴が私を守ろうとしてくれてるのもわかってる。』


「...。」


『今はまだ守れなくてもいつか、守ってくれたら嬉しいな。』


「っ、姉ちゃん....」



私は笑いながら夕貴の頭を撫でる。ほんとに私の弟は可愛くて困る。




『今日は一緒に寝る?』



いまだに甘えモードの夕貴に断られるかな、と思いつつもそんなことを言ってみる。




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