家政婦になりました。2(亀更新です。)


満面の笑みでそう言ってくれた。


良かった。



あ、そう言えば。



『凪、光原忠さんの本持ってきたよ。』


「ほんとですか?」


.....敬語はいいって言ったのにな。皆の前だからかな?


そう思いながら本を3冊ほど出す。


『読んだことある?』


「全部ない、です。」


『この前の続編が、これね。これとこれは私のオススメ。』


うーん、と悩んでいる凪。なんで悩んでるんだろ?


『全部貸すよ?』


「え!...でも。」


『いいよ。遠慮しないで。』


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