家政婦になりました。2(亀更新です。)
「うん。」
ちょっと寂しそうな顔を隠せない凪。家に帰りたくないのがわかる。
『そっか。またね。』
「おう!また来る!」
「あーちゃん、またね。」
私は皆の頭を順番に撫でてあげる。
最後に凪の頭を撫でるけど、まだ晴れない顔をする凪。
響と颯汰は先に玄関の方へと行ってしまった。
『凪、おいで。』
今日は皆がいる手前、甘えることが出来なかった凪。手も繋いであげられなかったしね。
私が手を広げると戸惑いながらも私に抱きついてくる凪。