家政婦になりました。2(亀更新です。)



「ははっ、流石楠。正解だ。」


そう言って、赤いチョークで花丸を書いた。


私は手についたチョークの粉を叩いて落としながら席に戻る。



「さっすが朱音。」


自分の席に着く前に舞花と目が合いそう言われる。


私は笑い返して自分の席に着く。



あー、それにしても暑いな。


私は結構暑がりだ。五月でこうなら八月なんて怖い。


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