家政婦になりました。2(亀更新です。)
『少ないかもだけどちゃんと受け取ってね?絶対ね。』
と、私が強く言うと、
「うん、ありがと姉ちゃん。」
と、嬉しそうに笑う夕貴。
私は弟達にお小遣いを渡していく。ちなみに母さんにはもう渡してある。
『はい、瑞貴。』
「ありがと。ねぇね。」
瑞貴に500円を渡す。渡されたワンコインをキラキラとした目で見ている。可愛いな。
『瑞貴、これに入れておくんだよ?』
と、言って渡したのは瑞貴用の小さいお財布。
「うん!わかった!」
そう言って、大事そうにしまい何時までも財布を眺めている瑞貴。もう可愛すぎる。