家政婦になりました。2(亀更新です。)


「お?どれどれ?」

「これ。」


豪貴に教えてあげている棗貴。


『そうだよ。これが父さんの名前。私とお揃いなの。』


「ふぅーん!いいなぁ!朱ねぇと一緒で!父ちゃん羨ましいぜ!」

「僕達は母さんとお揃いだね。」


父さんが羨ましいの?豪貴変なの。


そう思いながらテーブルの上の紙に目をやると、瑞貴が眠そうにしているのが見えた。


『瑞貴、宿題終ったならもう寝なさい。』

「ぅん....ねーねおやしゅみ。」

『うん、おやすみ。』

瑞貴の額にキスしてリビングから送り出す。


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