家政婦になりました。2(亀更新です。)
「俊太なかなか良かったんじゃない?」
『そうだね。赤点なくて良かった。』
1つでも赤点があるとそれも貼り出される。なかなかシビアというか、なんというか。
「朱音ー!!」
「お、噂をすれば。」
向こうから大きな声を上げて俊太が走ってきた。
「朱音!俺赤点なかった!しかもあんな点数とったの初めてだよ!朱音のお陰だよ!まじありがとうな!」
『どういたしまして。次のテストも頑張りなよ?』
「そうだよ!首席に教えてもらえるなんてありがたいんだからね!」
「あ!そーいえば朱音1位だったな!すげぇよ!」
『そんなことないよ。勉強はしたからね。』
「いやいや!すげぇって!」
3人で話ながら教室に向かう。
今日はテストが返ってくるだけで一日が終わった。
満点とれたし、自分の中ではなかなか良かったと満足している。
こうして私達のテスト週間は過ぎていった。