家政婦になりました。2(亀更新です。)
「おかわりは俺のもんだぁ!」
「あ"ぁ!?ってめぇ!まてやぁ!?!」
「ここは先輩に譲りやがれ!」
相変わらず本城家の夕食タイムは賑やかだ。
梅雨入りで滅入っていた気分が少し晴れやかになる。
「うるせぇ奴等だなぁ、飯ん時くれぇ静かに出来んのか。まったく。」
朔さんがチラリと組員さんに目をやり、ため息をつきながらそう言う。
「まぁまぁ。朱音の料理が美味しいので気持ちはわかりますけどね。」
「うん!朱音お姉ちゃんの料理すっごく美味しいよ!」
白木さんや、空良君が私の事を褒める。いつまでたっても慣れないな。照れる。