家政婦になりました。2(亀更新です。)
『え、そんなわけには』
「いいからいいから。」
「朱音、着替えは後で持っていきますのでどうぞお先に行ってらっしゃいませ。」
『あ、ありがとうございます!』
朔さんと白木さんに言われ大広間を出る。
「朱音お姉ちゃんこっちだよ!」
空良君に手を引かれて連れてこられたのは2階にあるお風呂だった。
1階にも大浴場みたいに大きいお風呂があるのに、2階にもあるなんて流石だなぁ、と思ったことがある。
脱衣室で空良君の服を先に脱がせる。
『はい、OK。行ってよし。』
「わーいっ!朱音お姉ちゃんも早く来てね!」
そう言って急ぎ足で浴室に入っていった。
空良君の脱いだ服を適当に纏めておく。
私も服を脱いで端にそのようにして置いた。