家政婦になりました。2(亀更新です。)


「....煌人、親父さんに」


「ああ、そうだな。連絡する。」


奏斗に言われ、親父に連絡する。


組が関わっているとなるといくら俺達でも限界な所がある。


プルプル、プルプル カチャ、


「俺だ。」


「煌人か?なんだ。」


「朱音が拐われた。瀬川組も関わってる。」


「何?、...そうか、丁度瀬川の野郎には手を焼いていた所だ。組はこっちに任せろ。」


「あぁ。さんきゅ。」


「朱音はうちの組員に人気だからな。」


「....チッ、」


確かに、朱音は容姿も良いし家事もきちんとこなしてる。

飯もうめぇ。若ぇ奴等もなついてやがる。


.....気にくわねぇ。





< 60 / 437 >

この作品をシェア

pagetop