風の歌
=共鳴者=
朝、いつものように海里と陸、風歌で学校に登校していた。
「今日体育やだなぁ〜」
「……」
「女子は今何やってるんだ?」
「長距離だよ〜私、走るの苦手…」
「男子はプールだぜ」
「プールも嫌い〜浮かべないもん…」
「………」
「「…………」」
陸と風歌は足を止める。
「…海里、どうかしたの?何か今日変だよ?」
「え?何が?」
きょとんとする。
「何がじゃないだろ…」
腰に手を当て、海里をじっと見下ろす。
「私、何か変なことした‥?」
「そうじゃないけど、今日は話しないでずっと黙ってるよ?」
「…黙ってたら駄目なの?」
「駄目じゃないけど、いつも3人で一緒に喋ってるじゃない。なのに今日はずっと何も言わないで…」
…あ、そっか。
いつも私が1番話振るのに今日はずっと黙ってたから、2人共変に思ってるんだ。
「ごめん!考え事してて―…」
「まだ何か悩んでるのか?」
「ち、違うよ!悩み事とかじゃなくて…」
「そのぉ〜何て言うか、あまりにもリアルな夢を見たから…気になって………」
何言ってるんだ私…
……いちいち夢を気にするのも馬鹿かなぁ?」
「どんな夢?」
「え‥と」
あれを説明するの?
…何て説明すればいいかワカリマセン……
「リアルすぎて説明できません…」
「…どんな風にリアルなんだ?」
どんなって
…どんなだろう?
腕をくみ、考える海里。
渡された2つの銃の重みは、今でも覚えてる。
………ん?何かおかしくない?
何で学校帰りに聞こえた不思議な声の人が夢の中に出てくるわけ…?
あれって、本当に夢だったのかな?
「何かわけ分からなくなってきた…」
「大丈夫か?」
「多分‥」
「今日体育やだなぁ〜」
「……」
「女子は今何やってるんだ?」
「長距離だよ〜私、走るの苦手…」
「男子はプールだぜ」
「プールも嫌い〜浮かべないもん…」
「………」
「「…………」」
陸と風歌は足を止める。
「…海里、どうかしたの?何か今日変だよ?」
「え?何が?」
きょとんとする。
「何がじゃないだろ…」
腰に手を当て、海里をじっと見下ろす。
「私、何か変なことした‥?」
「そうじゃないけど、今日は話しないでずっと黙ってるよ?」
「…黙ってたら駄目なの?」
「駄目じゃないけど、いつも3人で一緒に喋ってるじゃない。なのに今日はずっと何も言わないで…」
…あ、そっか。
いつも私が1番話振るのに今日はずっと黙ってたから、2人共変に思ってるんだ。
「ごめん!考え事してて―…」
「まだ何か悩んでるのか?」
「ち、違うよ!悩み事とかじゃなくて…」
「そのぉ〜何て言うか、あまりにもリアルな夢を見たから…気になって………」
何言ってるんだ私…
……いちいち夢を気にするのも馬鹿かなぁ?」
「どんな夢?」
「え‥と」
あれを説明するの?
…何て説明すればいいかワカリマセン……
「リアルすぎて説明できません…」
「…どんな風にリアルなんだ?」
どんなって
…どんなだろう?
腕をくみ、考える海里。
渡された2つの銃の重みは、今でも覚えてる。
………ん?何かおかしくない?
何で学校帰りに聞こえた不思議な声の人が夢の中に出てくるわけ…?
あれって、本当に夢だったのかな?
「何かわけ分からなくなってきた…」
「大丈夫か?」
「多分‥」