風の歌
=ARMSを取り戻せ!①=
―それから半日後
「ここが日の国ARMS本部…」
海里達5人は日の国の政治機関ARMS本部にたどり着いた。
緊張する海里。
「言われた手筈は覚えているな?」
全員頷く。
空が言っていた事を思い出す。
【なるべく戦闘は避けて欲しい。回復する手段が乏しいからね。それと必ず全員で行動すること!単独行動は絶対に駄目だよ!今回はAランク任務とは言ったけどあくまでも目的はARMSの奪回だ。敵側を傷つけるのが目的じゃない。皆怪我をしないで‥というのは無理だと思うけど無事に帰って来るように!】
ポンッと月が海里の肩を叩いた。
「緊張しなくても大丈夫!皆サポートするから安心して?」
笑顔で海里を励ます。
「はい。すみません…」
笑おうと思ったのだが口が引きつって笑えない。
どれだけ緊張してるの私?皆の足を引っ張らないようにしなくちゃ…
誰から見ても緊張しているのがよく分かる。
「…」
大丈夫かあの馬鹿…
チラッと海里を見る星。
「何で素人なんか連れて来たんだか…せいぜい足を引っ張らないようにしてよね」
「!」
四季は冷たい目線で海里を見た。
「四季!?」
目を見開く月。
驚く陽。
「はい…足……引っ張らないように気を付けます…」
そりゃ素人だし緊張してるけど…自分でも足を引っ張らないようにしようって思ってたのに…
凄く惨めな気持ちになる。
「四季!何でそんな風に言うの!」
怒る月。
四季は無視する。
「無視しないで!」
「月、今は喧嘩してる場合じゃない」
止めに入る陽。
「フードはしっかり被れ!相手側に顔を見られないように気を付けろ!」
各自フードを被る。
「隊列は先頭から俺・月・四季・海里ちゃん・星。」
「戦闘になったらなるべく四季以外の4人で倒す。いざとなったら四季のARMSで倒してもらう。四季が倒す場合は詠唱の邪魔をされないように俺達4人で盾になって四季の詠唱が終わるのを待つ。いいな?」
全員頷く。
「よし!行くぞ!」
5人はARMS本部に侵入していった。
「ここが日の国ARMS本部…」
海里達5人は日の国の政治機関ARMS本部にたどり着いた。
緊張する海里。
「言われた手筈は覚えているな?」
全員頷く。
空が言っていた事を思い出す。
【なるべく戦闘は避けて欲しい。回復する手段が乏しいからね。それと必ず全員で行動すること!単独行動は絶対に駄目だよ!今回はAランク任務とは言ったけどあくまでも目的はARMSの奪回だ。敵側を傷つけるのが目的じゃない。皆怪我をしないで‥というのは無理だと思うけど無事に帰って来るように!】
ポンッと月が海里の肩を叩いた。
「緊張しなくても大丈夫!皆サポートするから安心して?」
笑顔で海里を励ます。
「はい。すみません…」
笑おうと思ったのだが口が引きつって笑えない。
どれだけ緊張してるの私?皆の足を引っ張らないようにしなくちゃ…
誰から見ても緊張しているのがよく分かる。
「…」
大丈夫かあの馬鹿…
チラッと海里を見る星。
「何で素人なんか連れて来たんだか…せいぜい足を引っ張らないようにしてよね」
「!」
四季は冷たい目線で海里を見た。
「四季!?」
目を見開く月。
驚く陽。
「はい…足……引っ張らないように気を付けます…」
そりゃ素人だし緊張してるけど…自分でも足を引っ張らないようにしようって思ってたのに…
凄く惨めな気持ちになる。
「四季!何でそんな風に言うの!」
怒る月。
四季は無視する。
「無視しないで!」
「月、今は喧嘩してる場合じゃない」
止めに入る陽。
「フードはしっかり被れ!相手側に顔を見られないように気を付けろ!」
各自フードを被る。
「隊列は先頭から俺・月・四季・海里ちゃん・星。」
「戦闘になったらなるべく四季以外の4人で倒す。いざとなったら四季のARMSで倒してもらう。四季が倒す場合は詠唱の邪魔をされないように俺達4人で盾になって四季の詠唱が終わるのを待つ。いいな?」
全員頷く。
「よし!行くぞ!」
5人はARMS本部に侵入していった。