風の歌
「今、風歌が風の国の国王と連絡とってるらしいの。一緒に来てくれる?」
「あぁ…連絡とってるんだ……」
と言いながらチラッと四季の様子を見る。
四季は後ろを向いたまま動かない。
「………解った。行こうか」
「四季はいいのか?」
「…うん」
小さい声で返事をする。
その反応に、不思議そうに顔を見合わせる月と陽。
四季を研究室に残し、3人は風歌の元へと向かった。
「あ!空さん!」
ミーティングルームに入ると真っ先に海里が反応した。
「ミーティングルームで連絡取り合ってたのか」
「廊下を歩いてたら突然風歌のお父さんから連絡が入って…慌ててここに入ったんです」
「…向こうは何て言ってるのかな?」
風歌を見る。
「父上、空さんが来られましたので今替わります」
そう言うと、水晶かと間違う程に美しいピアスを耳から外した。
「空さん、このピアスはどんな遠隔地にいても連絡が取り合う事ができるように開発された機械です。これを付けて下さい。父上と会話をする事ができます」
「そんな物が開発されているんだね…」
驚きながらも受け取り、ピアスを付けた。
「こうでいいのかな?」
「はい」
その場にいた全員が空を見た。
「あぁ…連絡とってるんだ……」
と言いながらチラッと四季の様子を見る。
四季は後ろを向いたまま動かない。
「………解った。行こうか」
「四季はいいのか?」
「…うん」
小さい声で返事をする。
その反応に、不思議そうに顔を見合わせる月と陽。
四季を研究室に残し、3人は風歌の元へと向かった。
「あ!空さん!」
ミーティングルームに入ると真っ先に海里が反応した。
「ミーティングルームで連絡取り合ってたのか」
「廊下を歩いてたら突然風歌のお父さんから連絡が入って…慌ててここに入ったんです」
「…向こうは何て言ってるのかな?」
風歌を見る。
「父上、空さんが来られましたので今替わります」
そう言うと、水晶かと間違う程に美しいピアスを耳から外した。
「空さん、このピアスはどんな遠隔地にいても連絡が取り合う事ができるように開発された機械です。これを付けて下さい。父上と会話をする事ができます」
「そんな物が開発されているんだね…」
驚きながらも受け取り、ピアスを付けた。
「こうでいいのかな?」
「はい」
その場にいた全員が空を見た。