孤独な死神
壱
僕らは裏の住人。生きる希望なんてありゃしない
ピピピピピピ
けたたましく目覚ましが鳴る。それをバンっと止めて
くあっと欠伸をひとつ。伸びをした。
僕は神崎 珀(sinzaki Haku)
裏世界の住人だ。
あ、裏世界っていうのわかる?わかんない?オーケーオーケー説明してあげよう。
この世界には2つの世界があるんだ。えーっとねー、パラレルワールドみたいな異世界じゃなくて社会的に?あれ?何て説明すればいいの?うーん…
あ、ちょうどいいところにコイン。これ使ってお話しますねー。
コインには表と裏ってのがあるよね?例えば十円玉。10と描かれた方が表で、絵が描かれた方が裏。(てきとー)
そんな感じでこの世界にも表と裏ってのがあるわけ。
君が生きている世界はもちろん表。綺麗で真っ白な世界だよ。
そんで裏ってのは、うーんと、
麻薬とか裏取引って聞いたことない?
そーそー薬。あーいうの取引が普通にある世界?っていったらいいのかなぁ。うーん。
まぁ危険な世界なんだ。
ああ、心配しないで。全うに生きていたら世界の汚い部分なんてみなくていいからさ。
そんで、話戻すと。
僕はその世界の影の部分の住人。危険な世界の住人なんだよ。スゴイデショー(棒)
………………。
ゴホンッ
えっとねー。僕の仕事は情報屋。
情報屋ってのはねー。
(珀の説明が下手すぎて以下略)
って感じの仕事ー。まぁ何でも屋に近いかなぁ?
えっ?僕の説明が分かりにくい?そんなわけないじゃん。僕とーっても賢いんだよぉ?
見えない?ひっどーい!
えっ?必要事項以外話さなくていい?
しょうがないなー。わかったよ。やり直ししよう。
コホンッ
テイク2行きまーす
僕は舞崎珀(Maisaki Haku)
裏世界の住人。職業は情報屋。
趣味は………秘密☆
「何で溜めたんだよっ!!というか誰と話してるんだよ!?」
イケメンの男がツッコミながら入ってきた。
この人は僕の部下。えーっと、名前はー……………………………何だっけ?
「名前忘れんなよ…久留須 仁(Kurusu Jin)だ。部下の名前くらい覚えとけ!」
そうそう仁くんだー。
この人は僕の補佐をしてくれるの。コードネームは柊。流石にコードネームは覚えてるよー。
「あ、柊くーん。今日依頼者さんくるから対応よろー」
「はっ!?聞いてねーぞ!!」
「言ってないからねー」
「言えよ馬鹿っ!!あーもう!」
バタバタと出て行って準備をする。
ああ、そうそう。さっき目覚まし時計鳴ったけど、今は夜の2時だよー。
僕のコードネームは死音(シオン)。情報屋だけどスパイとか暗殺とかもするから。
裏世界で、死音といえばこんな噂がある。
情報屋『死音』は何でもする。殺しでも、潜入でも、何でも。
ただしとても気まぐれ者だ。
猫のように気まぐれで皆に等しく無関心。何でも完璧にこなし気まぐれで人に興味がない。まさしく悪魔そのもの。
その姿も声も何もかもが謎に包まれた人物。誰も知らない。知ってはいけない。知れば最後、その者に死の音が聞こえるだろう。
ってね。
けたたましく目覚ましが鳴る。それをバンっと止めて
くあっと欠伸をひとつ。伸びをした。
僕は神崎 珀(sinzaki Haku)
裏世界の住人だ。
あ、裏世界っていうのわかる?わかんない?オーケーオーケー説明してあげよう。
この世界には2つの世界があるんだ。えーっとねー、パラレルワールドみたいな異世界じゃなくて社会的に?あれ?何て説明すればいいの?うーん…
あ、ちょうどいいところにコイン。これ使ってお話しますねー。
コインには表と裏ってのがあるよね?例えば十円玉。10と描かれた方が表で、絵が描かれた方が裏。(てきとー)
そんな感じでこの世界にも表と裏ってのがあるわけ。
君が生きている世界はもちろん表。綺麗で真っ白な世界だよ。
そんで裏ってのは、うーんと、
麻薬とか裏取引って聞いたことない?
そーそー薬。あーいうの取引が普通にある世界?っていったらいいのかなぁ。うーん。
まぁ危険な世界なんだ。
ああ、心配しないで。全うに生きていたら世界の汚い部分なんてみなくていいからさ。
そんで、話戻すと。
僕はその世界の影の部分の住人。危険な世界の住人なんだよ。スゴイデショー(棒)
………………。
ゴホンッ
えっとねー。僕の仕事は情報屋。
情報屋ってのはねー。
(珀の説明が下手すぎて以下略)
って感じの仕事ー。まぁ何でも屋に近いかなぁ?
えっ?僕の説明が分かりにくい?そんなわけないじゃん。僕とーっても賢いんだよぉ?
見えない?ひっどーい!
えっ?必要事項以外話さなくていい?
しょうがないなー。わかったよ。やり直ししよう。
コホンッ
テイク2行きまーす
僕は舞崎珀(Maisaki Haku)
裏世界の住人。職業は情報屋。
趣味は………秘密☆
「何で溜めたんだよっ!!というか誰と話してるんだよ!?」
イケメンの男がツッコミながら入ってきた。
この人は僕の部下。えーっと、名前はー……………………………何だっけ?
「名前忘れんなよ…久留須 仁(Kurusu Jin)だ。部下の名前くらい覚えとけ!」
そうそう仁くんだー。
この人は僕の補佐をしてくれるの。コードネームは柊。流石にコードネームは覚えてるよー。
「あ、柊くーん。今日依頼者さんくるから対応よろー」
「はっ!?聞いてねーぞ!!」
「言ってないからねー」
「言えよ馬鹿っ!!あーもう!」
バタバタと出て行って準備をする。
ああ、そうそう。さっき目覚まし時計鳴ったけど、今は夜の2時だよー。
僕のコードネームは死音(シオン)。情報屋だけどスパイとか暗殺とかもするから。
裏世界で、死音といえばこんな噂がある。
情報屋『死音』は何でもする。殺しでも、潜入でも、何でも。
ただしとても気まぐれ者だ。
猫のように気まぐれで皆に等しく無関心。何でも完璧にこなし気まぐれで人に興味がない。まさしく悪魔そのもの。
その姿も声も何もかもが謎に包まれた人物。誰も知らない。知ってはいけない。知れば最後、その者に死の音が聞こえるだろう。
ってね。