大好きな君と



リビングに通してもらったあたし


「とりあえず、座れよ」


「ありがとう、ねぇ、凌」


「なに」


「凌は嫌じゃないの?あたしと暮らすこと」


そこだよね、やっぱり
そこが一番気になる




「…別に嫌じゃねーよ」



そっかーー、ちょっと安心


「それに…」


「それに、なに?」


「夜が楽しみだ」


はーーーーー?!?!?!?!

「ちょっと凌!何言ってんの!?」


「ばか、冗談だよ」



冗談って言ったけど凌が言うと全然冗談に聞こえない!
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