大好きな君と





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花火大会の前日





トントン





「はーい」



珍しく凌があたしの部屋に入ってきた



「これ」



「ん?」




花火大会のチラシをあたしに渡してきた







「柚菜が香音が暇してるって言ってたからさ。俺も暇だし、行かない?」






「…」





え?凌があたしを誘ってるの?



ふざけて…とかじゃないよね?






「あ、いや、別に嫌なら全然いいんだけど」





「ううん!嫌じゃない!むしろ行きたいよ!」




「よし、じゃあ決まりな、明日4時頃出よう」







な、な、なんと!


凌とふたりで夢の花火大会に行ける!



夢じゃないよね??現実だよね??




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