☆秘密の総長様☆
何をするわけでもなく、俺は、紅龍の倉庫に戻った。


やっぱりそこには、みんなが居て敢えて何も言わないのが救いで、だけどーーー



ここは自分にとって"居場所"なのだと、考えさせられる。


キッチンに目を向けると、制服にエプロンをかけて動き回る美羽が見えてーーーー



照れる顔も……………



慌てる顔も……………


みんな、自分に向けられてた。


なのに、俺は、美羽を傷つけた。


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