☆秘密の総長様☆
俺は、鞄からスプレーを取りだしブラシで髪を逆立てて、目に青いカラコンを着け立つ。


美羽の顔が見る見る曇ってくけどそんなの、関係なかった。


「会いたかったんだろ?美羽」


「想くんーーー?想くんなの?なんで、そんな格好」



美羽は、驚いてる。


「お前が強い人がいいって言ったんだろ?


だから、俺頑張って強くなって紅龍の総長にまでなったのに。


お前は誰が好きなんだよ‼



俺は、、美羽が好きだ。」




私がーーーー好き?



私が好きな人なんて、想くんしか居ないよ。



私は、変わってしまった想くんに抱き付いた。


「想くん、私は、どんな想くんでも大好きだよ。


私、ヤンキーの想くんも大好きだよ」



どんなに君が変わってしまっても、私の好きな人には変わりない。


もう1つの彼の顔だから。


それすら愛しいんだよ。


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