☆秘密の総長様☆

*大好きだよ*

俺は、ひよりちゃんに着ていた上着をかけて、紅龍の倉庫に連れて帰ってきた。



ーーーーーガチャ。


「ひよちゃん、良かった」



美羽ちゃんが、震えてる。


余程心配してた証拠に、幾分顔色が悪い。


「服………ひよちゃん、私を守ってくれたんだって。


なんで、自分がそんなになってまで……」



「私は、美羽が大好きだから、絶対に美羽を裏切らない!!


怖かったよ~」


私は、泣いた。


美羽を守るためになんて、強いことを言ってもやっぱり怖い。



「ひよちゃん、大好き」 


美羽の言葉に、とても救われた。


前よりもっと、美羽を好きになれた。


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