☆秘密の総長様☆
「ヤキモチ?可愛い想くん!!
私が好きなのは想くんだけだよ」
私の言葉に赤くなる想くんが可愛くて、私は、からかってしまった。
「見んなよ、美羽」
ーーーードサッ
彼の腕が、私を掴むーー
草むらに優しく押し倒され、身動きが取れない。
「想くんーーー」
やっと、絞り出したその言葉。
視線が絡むたび、お互いの鼓動の音が聞こえて来そうなぐらい。
私は、目を瞑ろうとした。
彼は私を見下ろしている。
彼の背後に見知らぬ男が、今にも殴りかかりそうなほど。
「そっ……」
怖くて声が出ない。
変わりに涙が、出た。
「大丈夫ーー怖くない」
彼は、右手を後ろに突き出した。
私が好きなのは想くんだけだよ」
私の言葉に赤くなる想くんが可愛くて、私は、からかってしまった。
「見んなよ、美羽」
ーーーードサッ
彼の腕が、私を掴むーー
草むらに優しく押し倒され、身動きが取れない。
「想くんーーー」
やっと、絞り出したその言葉。
視線が絡むたび、お互いの鼓動の音が聞こえて来そうなぐらい。
私は、目を瞑ろうとした。
彼は私を見下ろしている。
彼の背後に見知らぬ男が、今にも殴りかかりそうなほど。
「そっ……」
怖くて声が出ない。
変わりに涙が、出た。
「大丈夫ーー怖くない」
彼は、右手を後ろに突き出した。