☆秘密の総長様☆
素足から覗く白く長い素足。


なんか、色々やばい。


「俺ちょっと下行ってくるわ」


「ああ、俺も」


「俺、電話してくるわ」


ゲームをしていた舜や晴。


明人は電話してくると出ていった。


ついに、限界きたか?


チラリ、と見るが真はなんとか、気を持ってるらしい。



平然を装う。


たしか、外に自動販売機あったよな。


「私、ちょっと外にいってくるね」


「待てよ」

私を引っ張る真くんに、ものすごい力で引っ張るモノだからそのまま真くんに抱きつくみたいになってしまう。


「きゃっ、ごめんなさい」


赤くなる顔を見られたくなくて俯く。


やだやだやだ。


恥ずかしい。


「その姿で、外行くなよ。

ヤられるぞっ」


ヤられる!?まさかまさか、と首を振る。


私は今の状況に気づいて居なかった。


「おい、いつまで真の上にいるんだよ」

えっ、えっ!?


私いつの間にこんな状況でいるの?


あり得ない‼

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