北欧の死神~死刑執行人~
「ちょっと、院長から手を放しなさい!」

それまで傍観していた別の職員がこちらに手を伸ばしてくる




ちょっと黙らせるか

右手を振り上げようとした瞬間





「…分かりました、お話しします」


静かに院長は言った





手を止めて、院長から手を放す











「優君はちょっとした…








虐めにあっていたんです」







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