孤独の中の少女
未来sied


先生「よし、全員そろったことだしまずは学級委員を決めるぞ」


クラス「えーー先生学級委員したい人とか、いませよーw」



はぁ、まだ帰れないのか。早く帰りたいから誰かやってよ…

まぁ、帰ってもすることなんてない……ただ真也の近くに居たくない。真也には、幸せになってほしいし…


先生「まぁまぁそう言わず誰かやってくれよなぁ!?」


「先生!私七瀬さんがいいと思います!新入生の挨拶してたってことは、頭がいいし向いてると思います!」


女子生徒のこの言葉で、クラスがこっちを向いてきた


最悪…頭よくても関係ないじゃん!



先生「それは、ダメなんだ。七瀬は、生徒会に入ることが決まっている!」


未来「!!先生!どういうことですか?私そんなの聞いてないですよ!」


先生「悪い悪い、言うの忘れてた。理事長が是非七瀬に生徒会に入ってほしいと。あ、あと男子も1人入れるように言われてたんだが、七瀬と暁が知り合いなら暁でいいなぁ!」


真也「え、俺生徒会入るんすか?!」


先生「おう!遅刻してきたしな。七瀬と知り合いならいいだろ?」


真也「まぁ、いいっすけど」


なんで断らないの…私なんかと一緒に居たくないはずなのに…真也の考えてることはわかんないよ…

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