秘密ゲーム
いろんな考えが頭に浮かぶが、

それを無理やり消そうとするように、

ゲームに打ち込んだ。

ナグロムは、

1人で挑戦できるクエストも沢山ある。

なので、私は今日のことを忘れるために、

みんなとクエストを行かずに

1人でクエストに挑戦していた。

「えっ……ちょっと!

なんで!このっ……!あー!」

画面に出てくるGAMEOVERという文字。

いつもならみんなでモンスター倒して、喜んでるはずなのにな…

自然とみんなのことを思い出すと、

坂口 渚の事が頭を過ぎる。

「もー!なんで出てくるの!

消えろ!このバカー!」

何度も何度も出てくる坂口 渚を

頭の中から追い出したかった。

しかし、頭の中でグルグルと

坂口 渚のことで悩まされている。

「もうやめよう。今日は寝るか。」

私は、このままだと、ゲームに集中出来ないので

寝ることにした。

次の日になれば何とかなるよね。

そう言い聞かせながら、私は眠りについた。
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