恋ふうせん
一緒に迎えに行くのは明らかにまずいということで、時間差で迎えに行くことに決めた。
私はとりあえず、家に戻ってシャワーを浴びてから行こう。
白井さんとは、「また」と行って、そのまま別れた。
家に着くと私の携帯が鳴っている。
あ、幼稚園からかしら?
慌てて出ると、実母からだった。
「咲!何してるの!航太が大変なことになってるから中央病院まで早く来て!」
実母のせっぱ詰まった声が切れた電話の向こうでこだましている。
航太?
航太がどうしたっていうの?
急に背中に冷たい汗が流れた。
ものすごい不安感が胸に広がっていく。
私はシャワーも浴びずに、車にとびのって中央病院へ急いだ。
私はとりあえず、家に戻ってシャワーを浴びてから行こう。
白井さんとは、「また」と行って、そのまま別れた。
家に着くと私の携帯が鳴っている。
あ、幼稚園からかしら?
慌てて出ると、実母からだった。
「咲!何してるの!航太が大変なことになってるから中央病院まで早く来て!」
実母のせっぱ詰まった声が切れた電話の向こうでこだましている。
航太?
航太がどうしたっていうの?
急に背中に冷たい汗が流れた。
ものすごい不安感が胸に広がっていく。
私はシャワーも浴びずに、車にとびのって中央病院へ急いだ。