恋ふうせん
「今週末は…。」
適当に予定を入れて断ろうと思ったとき、ふと白井さんの顔が浮かんだ。
少し寂しそうな笑顔で
「これからも仲良くしてやって下さい」
って言ってたな。
「今週末は、特に予定もないし、是非遊びに行かせて下さい。
あ、隆太も連れていっていいかしら?美由紀ちゃんに折り紙教えてもらいたいって言ってたもので。」
「ええ!隆太くんも是非一緒に!よかったら、下の…航太くんでしたっけ?も一緒に。あ、ご主人様ももちろんいらして下さいね。」
あ…なんとなく旦那は連れていきたくないよな。ちょっぴり後ろめたい。
適当に笑顔でうなずいて、そして、未知さんに手を振ってその場を離れた。
少し面倒なことになったなぁと思いつつ。
未知さんちにお邪魔するってことは、白井さんも当然いるわけで。
未知さんはクッキーなんか焼いて素敵なママさんしてるんだよね。
あまり白井さんに比較されたくないなぁなんて、また不謹慎なことを考えてしまう。
適当に予定を入れて断ろうと思ったとき、ふと白井さんの顔が浮かんだ。
少し寂しそうな笑顔で
「これからも仲良くしてやって下さい」
って言ってたな。
「今週末は、特に予定もないし、是非遊びに行かせて下さい。
あ、隆太も連れていっていいかしら?美由紀ちゃんに折り紙教えてもらいたいって言ってたもので。」
「ええ!隆太くんも是非一緒に!よかったら、下の…航太くんでしたっけ?も一緒に。あ、ご主人様ももちろんいらして下さいね。」
あ…なんとなく旦那は連れていきたくないよな。ちょっぴり後ろめたい。
適当に笑顔でうなずいて、そして、未知さんに手を振ってその場を離れた。
少し面倒なことになったなぁと思いつつ。
未知さんちにお邪魔するってことは、白井さんも当然いるわけで。
未知さんはクッキーなんか焼いて素敵なママさんしてるんだよね。
あまり白井さんに比較されたくないなぁなんて、また不謹慎なことを考えてしまう。