恋ふうせん
私も受話器を置き、ソファーにちょこんと座っている美由紀ちゃんの背中を見つめた。
こんなことがあるのかしら。
あっていいのかしら。
その後、実家の母に事情を話して、隆太と航太を連れてきてもらった。
事情を全く知らない隆太は、かわいい美由紀ちゃんが遊びにきてることに浮かれて、
色んなおもちゃを引っ張り出してきては美由紀ちゃんに自慢気にみせびらかしていた。
美由紀ちゃんはそんな隆太を見て嬉しそうに笑った。
なんだか少しホッとする光景。
18時半を少し過ぎた頃、玄関のチャイムが鳴る。
きっと白井さんだ。
玄関を開けると、疲れた表情の白井さんが立っていた。
こんなことがあるのかしら。
あっていいのかしら。
その後、実家の母に事情を話して、隆太と航太を連れてきてもらった。
事情を全く知らない隆太は、かわいい美由紀ちゃんが遊びにきてることに浮かれて、
色んなおもちゃを引っ張り出してきては美由紀ちゃんに自慢気にみせびらかしていた。
美由紀ちゃんはそんな隆太を見て嬉しそうに笑った。
なんだか少しホッとする光景。
18時半を少し過ぎた頃、玄関のチャイムが鳴る。
きっと白井さんだ。
玄関を開けると、疲れた表情の白井さんが立っていた。