また明日。
彼女は、どんなに辛いことが起きても、

絶対表に出さず乗り切る。

全て自分一人で抱え込んじゃう癖があった。


彼女の決まり文句は、

「心配かけたくないから」

だった。



僕としては、心配をかけてくれた方が嬉しいかもしれない。


こんな風に言うのは、不謹慎かもしれないけど。



彼女は自殺だった。

いつも笑ってる彼女が、自殺をした。


それはとても、信じがたいことだった。
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