ネグレクト
私の部屋には最低限の生活用品と部屋に似つかわしくない量の服がある。
他人に関心がないくせに、他人にどう思われるかが気になる。
毎日がどうでもいいくせに身なりを気にするなんて自分でもどうかしてると思ってる。
でも服でしか自分と言うものを表現できない。
私が昔住んでた家は、母親らしき人物と父親らしき人物がいた空洞だった。
空っぽの生きものたちが空っぽの生活を繰り返していた。わたしはその中のオブジェか何かだった。
物心ついたときには食事を与えられた覚えもなければ、話しかけられた覚えもない。
封筒に入って渡されるお金だけが生活の全てだった。
なんでそんなことになったのかはわからない。
それが、きっとあの家のルールだったのだ。
私を無視つづけるルール。
他人に関心がないくせに、他人にどう思われるかが気になる。
毎日がどうでもいいくせに身なりを気にするなんて自分でもどうかしてると思ってる。
でも服でしか自分と言うものを表現できない。
私が昔住んでた家は、母親らしき人物と父親らしき人物がいた空洞だった。
空っぽの生きものたちが空っぽの生活を繰り返していた。わたしはその中のオブジェか何かだった。
物心ついたときには食事を与えられた覚えもなければ、話しかけられた覚えもない。
封筒に入って渡されるお金だけが生活の全てだった。
なんでそんなことになったのかはわからない。
それが、きっとあの家のルールだったのだ。
私を無視つづけるルール。