君を俺の色で染めさせて。
しかし隣の女子生徒は前髪以外は規則通りだ。

周りの生徒も時折、この女子生徒を見て不思議そうな、怖いものを見たような顔をして目をそらしている。

確かに怖いよなぁと心の中で同意をしながら、暗いオーラを放つ女子生徒から視線を外し、先生の話に耳を傾け始めた。
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