護衛目的の執事です
結弦「痛い所ある?怪我した?」



「いや、平気だ」



痛い所もあるし、怪我もした。
でも、結弦が側に居るから平気だ。



結弦「って、何で涙の勢い増してるの!も~」



雨に濡れて滴る金髪に、無邪気な笑顔。



いつもとは違う結弦。



「里香と結弦は、やっぱりお似合いだ」



結弦「えっ………」



結弦「何、言ってるの?水無月」



「事実だ。2人は、見て「そんな事言わないで!」……」



結弦「僕は水無月が好きなのに!何でっ、水無月は!」



と肩を掴まれた。



撃たれたのが二の腕でも、そんなに力入れられたら肩だけで痛い上、傷に響く。


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