護衛目的の執事です
………今更だが、この前髪鬱陶しいな。



視界が暗くなってるのと、更に黒の前髪のせいで眠気が増す。



ボロが出なきゃ良いが。



結弦「構うよ。風邪ひくかも知れないし、体調崩すかも知れないじゃん」



いや、
真冬に家の桜の木に登って寝てるぐらいだから、多分これぐらいでは風邪はひかないと思うが。



「崩しませんから」



結弦「もー、ダメだよ。……ほら」



と、いつの間にか前に立っていた結弦に腕を掴まれ、そのままベットの方に引っ張られる。



「寝相、悪いので」



と、足掻くように言ったが、



結弦「ほら」



と引っ張られ、ふわふわなベットの上に倒れていた。


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