タイトル未決定
栞和「えへへ、ごめんね?すぐ用意するからちょっとまっててね!」



ゆうにはこれ以上心配かけるわけにはいかないのに、泣かれているところを見られちゃったか...




私が泣いている理由なんてゆうはきっとわかりきっているんだろう...




それでもそれを口に出さないのはゆうの優しさで、私はその優しさにおぼれてしまっているだけ





それがいけないことだって分かっている




これから先ゆうに頼ってばかりで生きていけるか?そんなわけない




ゆうと結婚するわけじゃないんだから



だからこれ以上ゆうに頼ってばかりではいられない




なのに、そうわかっていても頼ってしまう私はきっとかなり大馬鹿者だ
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