冷たい君の甘い秘密
そして、放課後。
少しだけみっきーにお化粧してもらって、合コンが行われるカラオケ店へ。
「お待たせ〜」
「おーやっときた!」
少し時間より遅れてカラオケへ着くともう全員揃っていた。
「……なんで化粧なんかしてんだよ」
適当に空いてる席に座ると、隣から聞き覚えのある声が。
………まさか。
「み、水瀬くん!!?」
「うるさい」
しかもちゃっかり宮田もいるし!!
「なんでここにいるの!?」
すると眉間にシワをよせる水瀬くん。
「なんでって…」
「俺っちが連れてきたんだよ☆」
口を挟んできたのは、宮田。