冷たい君の甘い秘密





「そこのメガネ」





すると女の子に囲まれていた水瀬くんは急に立ち上がると





「それ以上コイツに近づくな」





そう言ってあたしの手を引いた。






「行くぞ」




「なっ…!水瀬くん!?」





グイッとつかんだ手首を強く引かれて、無理矢理部屋から連れ出される。






「がんばって水瀬〜♪」




「千翔ファイト☆」





みっきーと宮田が水瀬くんにエールを送るけど。





何をがんばるの!?



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