冷たい君の甘い秘密
「んーー……」
ぱちっと目を開けると時計の針は6時をさしていた。
いやーよく寝た!!
起き上がろうとすると、布団に重みを感じる。
「えっ」
そこには床に座り込んでベッドに伏せるように寝ている水瀬くんがいた。
どうして水瀬くんがあたしの部屋に!?!?
「スゥー……」
水瀬くんは寝息を立てていてまだ起きそうにない。
それにしてもほんと肌綺麗だよなぁ。
…ちょっとだけ触ってみてもいいかな。
手を伸ばしかけた時、水瀬くんは目を覚ました。