最初からお前のこと好きだったんだよ…⋆。˚✩
入るとまだ15分前だからか少ししかいない。理菜はどこにいるのかと探した。





「もぉ笑奏君!笑わせないで〜!終わらない笑」


理菜の声だ。声のするほうを見ると理菜と生徒会長の窪田奏(クボタカナデ)と楽しそうに喋っている。






俺は衝撃よりもあいつに嫉妬しかない。理菜の笑顔を見るのは俺だけでいいんだよ…




窪田奏は賢くて親しみやすい性格で全校生徒から人気がある。





「おい。健斗。あの二人両思いなのか。」







「理菜は違うとか言ってた。だけど奏の方はな。1年生の時から片思いしてるらしい。生徒会長になったのも近づきたいからっていうね。」
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