最初からお前のこと好きだったんだよ…⋆。˚✩
そう言って指を指した先には私が手に持っていた鍵だった。




「理菜の部屋じゃなくて゛俺らの部屋゛な?」





『えぇー!聞いてないんですけどっ!٩(°̀ᗝ°́)و』







「司くんからどうしても一緒がいいって言われてね~♪一人分アパート代浮くんだから一石二鳥じゃない?遠いとこだから司くんいた方が心強いかなぁと思って♪」






お母さんが悪気もなさそうに言ってきた。





「あ、あとお母さんねお父さんが転勤して今フランスの支局長やってるんですって。だからこの四月を機にフランスでお父さんと暮らしてくるわっ!」
< 97 / 102 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop