君の隣で…
2話
翔琉が来て特になにもないまま一週間がたった。と思ってたのに…
(森君)「美羽さん。好きだ!付き合ってくれ…!」
え?今私コクられてんの?!と、とりあえず
(美羽)「ごめん。自分の気持ちもまだわからないまま森君とは付き合えない。本当にごめんね。」
(森君)「あぁ。でも、また返事くれよ…?」
やっぱり森君はやさしいな…。
(美羽)「うん。ありがとう。」
でも「自分の気持ち」かぁ…。そういうの本当によくわかんない。
そんなモヤっとしたきもちのまま私は翔琉とずっと遊んだりしてたの。
 そんな中、とうとう来てしまった。体育祭が!運動が苦手な私は無いことにしていたが、ヤバいかもしれない。いや、確実にヤバすぎる!私は、案の定失敗ばかり。1人で泣いてるときに、
(??)「美羽。泣くな。俺が何とかしてやるから。」
(美羽)「え…?」
翔琉だった。私に優しく声をかけたその人は翔琉だった。私は思わず
(美羽)「どうしたらよかったのかな…私なんかいなかったら良かったのかな?」
何て言っちゃったの。でも翔琉は、
(翔琉)「そんなことない!今でも俺はお前のことがs…お前に助けられてるんだぞ?!そんなこと言うな!」
その言葉が胸に刺さった時私は気づいた。私は翔琉が好きなんだ。そう気づいたとたんに心のモヤっとしたものがはれた気がした。私は、人の支えになってるんだ。そんなことを教えてくれたのは翔琉なんだ。私にこの気持ちを教えてくれたのも、生き方を教えてくれたの全部翔琉だった。私は、6年前のあのときから翔琉が好きだったんだ…!
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