君の隣で…
3話
この気持ちに気づいた私は、やっぱり森君からの告白を断ったの。「私は翔琉が好きって気づいたから。誰よりも翔琉が大切だから。」っていって。言い終わって教室に帰ろうとしたときに…翔琉がいたの。
(美羽)「え…あの…ごめん!」
私はそう言って走って逃げた。気づけばそこは屋上だった。心臓はドキドキしてた。それは、走ったせい?それとも翔琉のせいなのかな…?そのとき、屋上に入る扉が開いた。私は後ろを見ないで小さく少し弱そうな声で聞いた。
(美羽)「さっきのきいてた…の?」
翔琉は少しの間なにも言わなくて、ただ沈黙の時間がながれていった。翔琉が口を開いたのは私がもう一度聞き直した時だった。
(翔琉)「うん。全部きいてた。」
なにもかもが崩れたと思った。とっさに私は
(美羽)「ごめん。忘れて…!」
と、その場から去ろうとしたときに
(翔琉)「なんでだよ…なんでわかんねーの?
俺は今でもお前が好きだ。美羽…」
一番待ち望んでいた言葉だった。でも、でも…私は勝手すぎるんじゃないのかな?
(美羽)「え…あの…ごめん!」
私はそう言って走って逃げた。気づけばそこは屋上だった。心臓はドキドキしてた。それは、走ったせい?それとも翔琉のせいなのかな…?そのとき、屋上に入る扉が開いた。私は後ろを見ないで小さく少し弱そうな声で聞いた。
(美羽)「さっきのきいてた…の?」
翔琉は少しの間なにも言わなくて、ただ沈黙の時間がながれていった。翔琉が口を開いたのは私がもう一度聞き直した時だった。
(翔琉)「うん。全部きいてた。」
なにもかもが崩れたと思った。とっさに私は
(美羽)「ごめん。忘れて…!」
と、その場から去ろうとしたときに
(翔琉)「なんでだよ…なんでわかんねーの?
俺は今でもお前が好きだ。美羽…」
一番待ち望んでいた言葉だった。でも、でも…私は勝手すぎるんじゃないのかな?